願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、3月15日です。




 三嶋大社宮司矢田部正巳さんが、神社の世界での「長老」になられたお祝いの会に招かれた。戦後、神宮(伊勢神宮)を本宗と仰いで、日本全国約8万社の神社を包括する宗教法人として、神社本廳(じんじゃほんちょう)が設立された。矢田部さんは、その本庁の総長を2期にわたり務められ、そして平成25年におこなわれる「第62回式年遷宮」の準備を整えて勇退となられた。
 総長の退任後、神社界での最高名誉の称号である「長老」に任ぜられ、記念に鳩杖が贈られた。分野が違うが、政治家では吉田茂首相が鳩杖を賜ったという。

 そこでお祝いの会となったわけである。400人を超える人たちがお祝いに駆け参じた。残念ながら、三島には400人の方をお招きできる施設がないことから、静岡の会場になったと聞く。私も矢田部家の菩提寺住職として出させていただいた。北海道から九州まで名だたる神社の宮司さんたちがお祝いに見えられた。
 10月は全国の神が出雲大社に集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなると言われるので神無月と称する説があるが、まさしくこの長老を祝う会当日は、全国の神社の宮司さんが静岡に集結したかのようであった。

 大変に和やかなすばらしい会であった。矢田部宮司さんにはまだ鳩杖は必要ないが、お元気で私どもを導いていただきたい。

【式年遷宮】
社殿を造り替える20年に一度の大祭です。正殿(しょうでん)を始め 御垣内(みかきうち)のお建物全てを建て替えし、さらに殿内の 御装束(おんしょうぞく)や神宝を新調して、御神体を新宮へ遷(うつ)します。(伊勢神宮HPより)
【鳩杖】
 優老賜杖の理(ことわり)は、古く中国の周の時代より伝えられています。50歳には家で、60歳では郷において、70歳に至れば国から、齢80に達しては宮中において杖を許される(礼記巻四)とされ、この杖を歯杖、後にはまた玉杖といい、魏の時代からこれを鳩杖というようになりましたが、既に玉杖と呼ばれた時代から鳩の飾りをその特徴にしていたといわれております。
 わが国における賜杖の慣わしは、文武4年、時の左大臣多治比真人島の功績と高齢とを優遇するにあたり、帝より霊寿杖を賜る(続日本記)という記録に始まり、その後の班竹御杖は、単に文献上の記載にとどまらず、今日でもそれを正倉院御物の中に認めることができます。
 鳩杖の名称の記録上の初見は、建仁3年、藤原俊成の九十歳のお祝いに賜ったことにあります。純銀で作られたこの杖頭には、竹形の上部に鳩を据え、一葉ニ枝の竹があり、その竹葉には和歌が詠まれております。以来、鳩杖下賜の歴史は、江戸初期まで続き、江戸中期に至って単に杖を許されるという制度に変わり、明治以降も金一封の下賜とともにこの制度は採られ、広く宮中杖と呼ばれるようになりました。大正・昭和初期には、宮中で杖を許される者の数は極めて少なく、親任官にして80歳を超える者、特旨による者、三朝に歴任した旧華族当主と定められ、至高の栄誉とされてまいりました。(銀座タカゲンHPより)

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久








 ついに花粉症の季節が到来しました。私も目のかゆみが日に日に増してきています。花粉症の季節とも言いますが、3月、4月は別れと出会いの季節と言われます。卒業や入学、就職などと人生のイベントがあることから、このように言われているのかもしれません。別れの季節というのは、なにも人だけに限りません。
 鉄道においても3月や4月は、列車の引退などが多く見られます。新年度のダイヤ改正などで廃止や統廃合されることが多いからだと思いますが、長年見慣れた列車が見られなくなるのは、寂しいものです。この3月17日にも、一つの時代を築いた列車が引退します。今では新幹線の主力、「のぞみ」は新しいN700系で運用されていますが、初代のぞみ号としてデビューした300系が引退することになりました。
 300系は、1992年3月にデビューした三代目新幹線で、0系から交代する列車として量産されてきました。最初は「のぞみ」専用の車両として登場した為、なかなか乗ることのできない列車だったことを今でも覚えています。私自身、三島に住んでいることから、昔から結構な頻度で新幹線に乗る機会がありますが、最初の頃はほとんど乗った記憶がありませんでした。最近では、新型の車両が登場して、「こだま」運用に300系が使用されることから乗ることが多かったですが、子供の頃は乗ってみたい列車として憧れでもありました。
 列車の引退があると、駅弁にも引退記念弁当というものが登場します。昨日、300系引退記念弁当を東京駅で見つけたので、買ってみました。中身は、300系デビュー当時に車内で売られていた幕の内弁当を再現したもので、たまご焼きには300系という文字が焼き入れしてありました。

 私の母方の祖父は国鉄の鉄道員だったことから、小さい頃から電車を見に行く、乗りに行くというのが、祖父と一緒に出かけた思い出の一つです。300系には一緒に乗ることはなかったですが、新しい新幹線が登場すると、大阪までもっと早く着くことができると話をしていたことを思い出します。
 新幹線の引退というと、鉄道ファンや一部の人たちが共有する情報なのかもしれません。私自身も祖父の影響で鉄道ファンの一人になっています。しかし、人が乗って動いた分だけ、人の気持ちも運んでいたのだと思います。新幹線にまつわる思い出もあるでしょう。私にとっては、祖父と話をした思い出があります。新幹線は引退してしまいますが、思い出は引退することはありません。
 時には、思い出に浸ることもいいものではないでしょうか?

 天主君山現受院願成寺副住職
魚 尾 和 瑛


300系引退記念弁当


お弁当の中身


300系焼き入れたまご焼き









3・11東日本大震災犠牲者慰霊          
          並びに復興祈願法要の集い

 2011年3月11日に発生した東日本大震災と原発事故は、自然や科学技術と人間との関わり、自己の生き方を、私たちが真剣に見つめる契機となりました。
 世界中の誰もが「生かされている」ことを実感し、復興へと歩み始めました。神仏から賜ったこの尊い命を、「どのように働かせるのか・・・」の原点を、祈りを込めて、多くの方々にお届けし、ひとりひとりの真心を結ぶ絆となる行動を興しましょう!

日   時
3月11日(日) PM1:30〜3:00
会   場
本山 妙法華寺 (玉沢)
内   容
慰霊法要(焼香)
現地の方の体験発表
慰霊と復興に向けての祈りの言葉
参 加 費
無料
主   催
三島市地区宗教者懇話会

 

第310回 辻説法の会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
3月16日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
延命寺 高橋 俊行 師
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
4月20日(金) 同時刻  十輪寺 菊地 博英 師

 

観音堂大祭(諸祈願)のお知らせ

 春のお彼岸に観音堂の大祭を厳修いたします。寺伝によりますと、頼朝公が三嶋大社に百日祈願の折、当願成寺を宿舎といたし、その願が成就いたしたことから「願成就寺」の寺号を賜りました故事により、諸願成就の祈願をおこないます。当日ご参加できません場合には、お札は郵送申しあげます。また、当日前年のお札等を炊きあげますのでご持参ください。当日は「餅まき」「模擬店」「野菜青空市」等を予定いたしておりますので、お誘い合わせてお出かけ下さいませ。

日   時
3月20日(火) 【11時】法要、【12時】餅まき
祈 願 料
一般祈願料 3,000円  特別祈願料 1万円
申 込 み
お彼岸のお参りの折、電話、FAX、E-mail (前日までに)

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
  したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

  「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
  「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
  「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
  「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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