願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、2月1日です。




御殿場のお蕎麦屋さん

 お正月も一段落して、妻と御殿場に買い物に出た。ちょうど昼時であったので、御殿場でお蕎麦を食べるべく、ネットで有名店を検索、出発となった。
 風もなく穏やかで、富士山もくっきりとその雄姿を充分に表現している。三島より一廻り大きい富士山も、また見ごたえがある。だが、気温は三島より数度低いためか、寒さが再認識される。

 カーナビにしたがって30分ほどすると、国道から外れた畑のなかが到着点とあり若干の不安もあったが、民家の隣に大きな駐車場があり数台の乗用車が止まっており、そこが目指す蕎麦屋であることはすぐに分かった。早速受付を済ますと、30分待ちとのこと、そして昼の予約はあと一組であることをしった。並んで待って食事をするのは嫌いであるが、他へ行くといっても昼の営業時間を過ぎてしまい、昼飯に有りつけないことになると困るので待つことにした。
 待合室の石油ストーブを囲んで、10人ほどの人達が談笑している。我が夫婦は別段話題もないので、携帯に相手をして貰う。携帯でゲームをするという選択肢はないので、ニュースを見て、携帯の整理をする。いわゆる不必要になった履歴やメールを削除しての大掃除である。

 そしてこのお蕎麦屋さんの「食べログ」に、沢山の感想というよりも、独断といったのがよいであろうか。それと同時に掲載されている200枚を超える写真と「お品書き」で注文を決める。我が家では鰊(にしん)蕎麦以外は温かい蕎麦は食べないので、したがってざる蕎麦となる。私的には大ざるであるが、いつものごとく妻からの分与あるので。ブログや写真から天ぷらはボリュームがあるので一人前でシェア、エビが2本入っていることを確認する。さらに妻は蕎麦スウィーツへと走るが、同調はしない。
 それなりに美味しく堪能させていただいた。思ったよりボリュームのある食事で満腹である。

 用件を済まして、マーケットに晩の食品を買いに寄る。店に入ると私の頭は、突如として高速回転を始めるのである。「晩のおかずは何がいいか」、「今宵の酒の肴は何にするか」、昨日のおかず、一昨日のおかず、冷蔵庫に残っているもの、そして何よりも目の前にある食材から、今宵のおかずと肴が決定される。するとつぎつぎとバケットのなかに食品が入れられていく。妻が選ぶよりも、わたしの選ぶ食材のが多いのではないだろうか。
 ところが今日はいつもと様子が違う。ほとんど頭が回転していない、どうも妻も同じようである。お腹がいっぱいである、よって食欲がない、よって食材に興味がわかない、よって真剣に夕食に思考が届かないという公式となるのである。夕食の都合もあって最低限の食品を購入となった次第である。

 日ごろ、買いすぎる傾向があるのは、空腹時での食品購入にある。見るもの、触るもの、みな美味しそうに見えて、つぎからつぎへと買い物かごに収まっていくからである。
 ダイエット、エコのためにも、都合が付くならば昼食後しばらくしての買い物をお勧めする。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









第320回 辻説法の会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
1月18日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
善教寺 土山 和雅 師
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
2月15日(金) 同時刻  三明寺 大嶽 正泰 師

 

宗祇法師の会 (1月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
1月21日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 宗祇法師の会

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
  したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

  「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
  「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
  「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
  「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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