願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、10月15日です。





避難区域の境


桜のトンネル奥にはバリケードがある

 9月11日、東日本大震災から2年半が経過しました。9月下旬、大学院の調査の一環で岩手県、宮城県、福島県を訪れました。今までも、震災関連の調査やシンポジウムなどで、仙台やいわきなどを訪れることがありましたが、今回は福島県富岡町へと赴くことができました。

 富岡町は、福島県双葉郡の中心にあり、福島第二原子力発電所があるところです。今でも、帰還困難区域・居住制限区域・避難指示解除準備区域と、原発事故の影響から避難指示区域として指定されています。私達は、居住制限区域まで案内していただき、2年半前の様子、原発事故の影響、現実に直面しました。
 帰還困難区域は、5年以上の長期にわたって居住が制限される区域であり、ここへの立ち入りは許可がない限り入れません。それは、住民であっても同じであり、帰還の目処はたっていないとのことでした。

 私達が入った居住制限区域は、引き続き避難の継続が求められる区域で、計画的除染を実施することによって地域社会を再建する区域になります。この避難指示区域は、今年の8月に区分けが更新されました。今まで様々な被災地を訪れましたが、富岡町の様相は、まさに時が止まった、としか言いあらわせられませんでした。
 住民が避難していることから、町の中にはほとんど人がいません。車や家も避難指示の時のままになっています。町並みも、ある程度片付いているとはいえ、瓦が落ちたままの家や、倒壊したままの家がたくさん残っています。

 そのような中で、草や木は青々と茂っている様子には、言葉を失いました。富岡町は、夜ノ森の桜が有名な場所です。桜がトンネルのように道路の両脇に植えられ、全国的な桜の名所でした。手入れをされなくなった桜は、枝を縦横無尽に張り巡らし、本当にトンネルのようになっています。
 人のいない町、生い茂る自然、所々に見える立ち入り禁止のバリケード、倒壊した家屋。自分は、ここで原発の是非などは問うつもりはありません。それよりも、2年半前のまま、時が止まっているところがあり、そこに住んでいた人達が、少しでも早く帰還できて安寧を得ることが大切なのではないか、と思いました。

 私自身、いくつまで生きるかわかりませんが、原発事故が収束できるまでを見ていきたいと思います。

 天主君山現受院願成寺副住職
魚 尾 和 瑛









第329回 辻説法の会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
10月11日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
本法寺 清水 俊匡 師
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
11月22日(金) 同時刻  興禅寺 松本 好寛 師

 

宗祇法師の会 (10月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
10月21日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

十夜法要のご案内

 本年もお十夜の季節となりました。一日ではありますが、ご先祖のご供養とともに、み仏の教えにふれますよい機会ともいたしたく存じますので、お誘いのうえお申し込み下さい。
 お檀家の皆さまには、10月中旬に郵便にてご案内申しあげます。

日   時
11月2日(土)14時より
会   場
願成寺 本堂
法   話
「創作講談」『古今伝授の寺』
講   師
女流講談師 神田 すみれ 師匠
塔婆供養料
3,000円
申 込 み
専用ハガキ、電話、FAX、E-mail (前日までに)

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
  したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

  「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
  「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
  「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
  「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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