願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、12月15日です。





修理中の御影堂


本瓦葺き


美しい瓦の線

 先日総代さんと一緒に京都の浄土宗総本山知恩院に行き、「おてつぎ運動」50周年記念行事に参加させていただきました。
 当日は、日本晴れで暖かく、また紅葉も始まり、絶好の京都日和でした。また国宝の三門、方丈の間、方丈庭園が無料開放され、記念行事に花を添えておりました。
 同時に解体修理されている国宝である御影堂の修理現場も開放されており、すべてを見学する時間はありませんでしたので、御影堂の修理現場を見させていただきました。屋根を葺いている様子は、今しか見ることができないからです。数年前になりますが、姫路城を訪れた時も解体修理中で、天守閣の最上部の瓦葺きを、見学タワーから楽しんだことがありましたので、迷わず、修理中の御影堂の見学となったわけです。

 御影堂は、法然上人の御影をおまつりしており、寛永16年(1639)徳川家光によって再建され、平成14年には国宝に指定されました。法然上人800年御忌を厳修いたしてから、8年にわたる解体修理となったわけです。
 その大きさは間口45m、奥行35m、周囲に3mの外縁を巡らした堂宇です。御影堂は、さらにひとまわり大きいさや建屋で覆われており、見学用階段を五階ほど上がると、そこはすでに棟の高さです。普通では目にすることのできない光景が飛び込んできました。整然と葺かれた瓦が幾何学模様でありながらも、どこか温か味を感じさせるのです。一枚一枚の瓦が全国浄土宗信徒の寄進によるものであり、仏さまをお守りする屋根であるからであろうか。

 瓦はすべてで約9万枚、下ろされた瓦は金槌のような道具でたたき、高い音が出れば再利用、鈍い音がでたものは利用せず、記念品として下賜されたそうです。瓦は、創建当初の寛永の時代、寛文11年(1671)、元禄15年(1701)、宝暦10年(1760)、明治41年(1908)に平成の瓦が加わるそうです。創建当時の瓦は特に質が良くて、葺き替えの2〜3割が再利用との説明を受けました。

 ちょうど昼休みどきで、そこには作業する人はだれ一人もおらず、その静寂が特別な雰囲気を醸しだしているのです。境内の雑踏から解き放たれ、自分の足音だけがさや建屋にこだまする。すべてが異次元での体験でありました。

 二度とみることのできない光景を、今回の総本山知恩院でのお土産とすることにしました。メルマガに書かせていただいたのは「おすそわけ」でです。

【三門】
元和7年(1621)、徳川二代将軍秀忠公の命を受け建立されました。平成14年には国宝に指定されました。
構造は入母屋造本瓦葺(いりもやづくりほんがわらぶき)で、高さ24メートル、横幅50メートル、屋根瓦約7万枚。その構造・規模において、わが国現存の木造建築として最大級の二重門で、外に掲げられている「華頂山」の額は、大きさは畳二畳以上にもなります。
一般には寺院の門を称して「山門」と書くのに対し、知恩院の門は、「三門」と書きます。
これは、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しています。

【大丈の間】
大方丈
知恩院には、大方丈(おおほうじょう)と小方丈(こほうじょう)の2つの方丈があり、どちらも寛永18年(1641)の建築、洛中随一の名書院として知られています。
大方丈は二条城と同様の書院造りの形式を備え、54畳敷の鶴の間を中心に、上・中・下段の間、松の間、梅の間、柳の間、鷺の間、菊の間、竹の間と武者隠しの部屋があり、狩野一派の筆による金箔・彩色の襖絵に彩られた豪華な雰囲気を漂わせています。
また、鶴の間奥の仏間には、快慶作と伝えられる本尊阿弥陀如来像が安置されています。元祖法然上人800年大遠忌にあたっては、桧皮葺入母屋造りの屋根の葺き替え修理が行われました。
小方丈
小方丈(こほうじょう)は6室から成り、大方丈と同様、襖には狩野派の絵が描かれていますが、大方丈のものとは対照的に淡彩で落ち着いた雰囲気に包まれています。

【方丈庭園】
周囲には方丈庭園がめぐらされ、小堀遠州と縁のある僧玉淵によって造られたと伝えられる心字池や、茶室の葵庵、権現堂などが続き、春の桜、初夏の新緑、秋には池に写る紅葉、冬には雪景色や澄んだ空気の中全体がくっきりと見え、四季折々の風情を漂わせています。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









朝日テレビカルチャースクール三島(第3期)

「 源氏物語」を味わう  〜 光源氏が誘う平安貴族の世界 〜

 源氏物語は、今から千年もの昔に作られた物語ですが、そこに描かれている世界は色あせることなく、現在に生きる私たちに数々の感動を与えてくれます。光源氏の案内で、恋の世界・親子の世界・夫婦の世界、そして死の世界を訪ねてみましょう。きっと新しい人生観を垣間見ることができますよ。

開 催 日
第1・3金曜日 13:30〜15:00
会   場
朝日テレビカルチャースクール三島校(随時入学可、一回受講)
講   師
願成寺住職、大正大学非常勤講師  魚尾 孝久
受 講 料
3ヶ月 全6回 ・・・ 14,256円   1回 ・・・ 下記へお問合せ下さい
申   込
TEL:055-971-4041

 

暮れの墓地大掃除のお知らせ

 毎年12月の第2日曜日は、暮れの墓地および境内地の大掃除となっております。お忙しい折とは存じますが、ご家族でご参加下をお願いいたします。当日は「温かい芋汁」を用意いたしておりますので、お掃除終了後お召し上がり下さい。

日   時
12月11日(日) 9時より (小雨決行)
お 願 い
できますならばお掃除の道具をご持参下さい。
駐車場が少ないのでご注意下さい。

 

第367回 辻説法の会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
12月16日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
大泉寺 小島 健布 師
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
1月20日(金) 同時刻  講師未定

 

宗祇法師の会 (12月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
12月19日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

修正会(新年会)のお知らせ

 恒例の新年の初参り、護持会総会、新年会を開催いたします。ご申込は、暮れのお参りの折、またお電話にて前日までにお願いいたします。

日   時
1月4日(水) 11時より
内   容
初参り、護持会総会、福引き、会食
会   費
2,000円
申 込 み
暮れのお参りの折、電話、FAX、E-mail (前日までに)

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
  したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

  「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
  「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
  「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
  「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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