願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、3月15日です。





増上寺八木台下とのお参り


増上寺涅槃図

 NHK「あさイチ」でこんにゃくが取りあげられた。
   「食物繊維が豊富で、ダイエットにはうってつけの食材。
   しかも安いので毎日の食卓に使いたいものですが、料理は
   おでんや煮物などに限られます。そこで、こんにゃくの健康
   パワーに迫りながら、炒め物や揚げ物にも使える調理法」

 そうしたなかで、特に「氷こんにゃく」が紹介されている。
   「氷こんにゃく」の作り方は
   (1)料理に合わせてこんにゃくを切る。
   (2)保存容器などに入れて冷凍庫で凍らせる。
   (3)使うときに熱湯で解凍する。
   (4)キッチンペーパーなどで水けをしっかりと絞る。

 じつは、我が家ばかりでなく、寺の人寄せにも時々利用させていただいている。酒の肴にトリの唐揚げを作ったが、いまいちボリューム感に欠けたので氷こんにゃくの登場となった。トリと同じ形状に千切り凍らせてあったこんにゃくを解凍し、唐揚げ粉をまぶして油へ。できあがった唐揚げはトリとこんにゃく、ほとんど見分けがつかない。
 初めて食した人は、こんにゃくに気がつくのに多少の時間を有するようである。感動どころか、「なんだ、こんにゃくか」と、お金を払って食べているのではないので、「だまされた」の一言はないが、明らかに失望感たっぷりである。次の箸からは、トリ肉を探す仕草が見て取れるようである。「ダイエット、ダイエット!」と声をかけると、こんにゃくとトリ肉を交互に食べ楽しんでいる。

 ところでわたしもダイエットに挑戦して、18ヶ月で12kg痩せた。現在63kgで、ちょうどよいと思い、これ以上は痩せるつもりはない。週2.5回の東京での大学勤務、週1回の文学講座、そして何よりも寺の法務、副住職がいるといえども日常の法務はわたしが主体であり、同年配の住職と比較すると相当に激務のように思われる。これ以上体重が落ちてしまうと体力がなくなり、日常の活動に支障が出そうな気がするからである。体重の維持に、時には晩酌の後の和菓子を楽しむほどである。
 周りの人たちからは、「具合が悪いのか」と訪ねられることがある。どうも病気で激痩せをしたかのように思われているようである。「ダイエット、ダイエット!」というと、つぎに「どんなダイエット」をしたのかと訪ねてくる。ただ食事量を減らしただけであるが、「ふしだらな生活」というと、それ以上は問わない。きっと病気を隠しているかのように思われているようである。
 あまりにも激痩せを問われると、「やはりどこか悪いのではなかろうか」と疑心暗鬼が生じてくる。幸いにも年1度の健康診断の時期でもあり、無事を確認することができた。

 こんにゃくは好きな食べ物である。学生のころ、山形県の山寺の参道で食した「玉こんにゃく」は、よき思い出である。普茶料理などでも、主役である。こんにゃくの主体を愛でたいものである。

 蛇足であるが、ウエストが10cm以上細くなったので、ズボンを買い換えた。リバウンドは考えていないので、L版の着る物は破棄したことを報告させていただく。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









朝日テレビカルチャースクール三島(第3期)

「 源氏物語」を味わう  〜 光源氏が誘う平安貴族の世界 〜

 源氏物語は、今から千年もの昔に作られた物語ですが、そこに描かれている世界は色あせることなく、現在に生きる私たちに数々の感動を与えてくれます。光源氏の案内で、恋の世界・親子の世界・夫婦の世界、そして死の世界を訪ねてみましょう。きっと新しい人生観を垣間見ることができますよ。

開 催 日
第1・3金曜日 13:30〜15:00
会   場
朝日テレビカルチャースクール三島校(随時入学可、一回受講)
講   師
願成寺住職、大正大学非常勤講師  魚尾 孝久
受 講 料
3ヶ月 全6回 ・・・ 14,256円   1回 ・・・ 下記へお問合せ下さい
申   込
TEL:055-971-4041

 

第370回 辻説法の会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
3月10日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
延命寺 高橋 俊行 師
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
4月21日(金) 同時刻  真楽寺 勧山 法紹 師

 

宗祇法師の会 (3月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
3月13日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

観音堂大祭(諸祈願)のお知らせ

 春のお彼岸に観音堂の大祭を厳修いたします。寺伝によりますと、頼朝公が三嶋大社に百日祈願の折、当願成寺を宿舎といたし、その願が成就いたしたことから「願成就寺」の寺号を賜りました故事により、諸願成就の祈願をおこないます。当日ご参加できません場合には、お札は郵送申しあげます。また、当日前年のお札等を炊きあげますのでご持参ください。当日は「餅まき」「模擬店」「野菜青空市」等を予定いたしておりますので、お誘い合わせてお出かけ下さいませ。

日   時
3月20日(月) 【11時】法要、【12時】餅まき
祈 願 料
祈願料 3,000円
申 込 み
お彼岸のお参りの折、電話、FAX、E-mail (前日までに)

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
  したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

  「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
  「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
  「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
  「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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