願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、10月15日です。





田園風景


墓地にて


燃えいづる彼岸花

 毎年彼岸の中日になると、田畑や墓地などに「彼岸花」が満開となる。9月の10日頃になると、土から花芽が出てきて、数日で満開となる。葉はひとつもなく、花だけの真っ赤な世界である。したがって9月上旬に草を刈っておくと、彼岸花だけの独壇場となるわけである。じつに季節感100%の花である。
 異名も多く、法華経には「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」、「死人花(シビトバナ)」、園芸上で「リコリス」とよばれている。

 彼岸花には、毒があることもよく知られていることである。いわゆる「自然毒」である。ヒガンバナ科の植物には、アルカロイド、リコリンが含まれており、厚生労働省は、2006 年6月29日、さいたま市の小学校で行われた総合学習授業の中で、ノビルと間違えて2日前に校庭で採取されたタマスダレ(ヒガンバナ科)を食べた児童18人の内、15人が吐き気を訴えた。全員、その日のうちに回復した事例を掲載し、誤食を喚起している。
 また、緑化したジャガイモを食べるなど、教育の場での誤植事故が多いことは、教員の社会性欠如によるものであろう。

 お寺では、彼岸花とともに「シキミ樒、?」もまた毒のあることはよく知られている。いわゆる土葬の時代から、獣が墓地を暴くのを防ぐとの、まことしやかな伝承から、今日まで利用されている。墓参にはシキミを供え、秋のお彼岸には彼岸花を愛でるのは、秋の風物詩である。

 ところがである。今年はお彼岸の中日になっても、彼岸花が満開とならないのである。まだ蕾みが多く、1週間ほどの遅れである。猛暑によって、彼岸花の体内時計に狂いが生じたのであろうか。
 今年だけの事例と考えたいのだが。

【曼珠沙華】まんじゅしゃげ
({梵}manjusaka の音訳)
仏語。赤色(一説に、白色)で柔らかな天界の花。これを見るものはおのずからにして悪業を離れるという。四華の一つ、紅蓮華にあたる。日本では、彼岸花(ひがんばな)をさす。
法華経‐序品「是時天雨曼陀羅華、摩訶曼陀羅華、曼殊沙華、摩訶曼殊沙華、而散仏上及諸大衆」(JKナレッジ)

【自然毒】しぜんどく
 動植物の中には体内に毒成分(自然毒)を持つものが数多く知られている。毒成分は一般的には常成分であるが、成育のある特定の時期にのみ毒を産生する場合や、食物連鎖を通じて餌から毒を蓄積する場合もある。これら自然毒を含む動植物による食中毒は、細菌性食中毒と比べると件数、患者数はそれほど多くないが、フグ毒やキノコ毒のように致命率の高いものがあるので食品衛生上きわめて重要である。(厚生労働省HP)

【アルカロイド】
({英}alkaloid )植物体中に存在する窒素を含む塩基性有機化合物の総称。有毒なものが多く、微量で、人や動物に顕著な薬理作用を及ぼすので、興奮剤、麻酔剤など薬用となるものもある。植物体中での生理作用はあまり重要でない場合が多い。ニコチン、カフェイン、キニン、コルヒチン、モルフィン、アトロピン、ムスカリン、ベルベリンなど約500種に及ぶ。植物塩基。(JKナレッジ)

【体内時計】たいない‐どけい
 生物の体内にあるとされる、時間を計る仕組み。生物を、光や温度などの外界条件が一定の環境においても、その活動性が日周期性を示すのは、体内時計によるとされている。生物時計(JKナレッジ)

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









朝日テレビカルチャースクール三島(第3期)

「 源氏物語」を味わう  〜 光源氏が誘う平安貴族の世界 〜

 源氏物語は、今から千年もの昔に作られた物語ですが、そこに描かれている世界は色あせることなく、現在に生きる私たちに数々の感動を与えてくれます。光源氏の案内で、恋の世界・親子の世界・夫婦の世界、そして死の世界を訪ねてみましょう。きっと新しい人生観を垣間見ることができますよ。

開 催 日
第1・3金曜日 13:30〜15:00
会   場
朝日テレビカルチャースクール三島校(随時入学可、一回受講)
講   師
願成寺住職、大正大学非常勤講師  魚尾 孝久
受 講 料
3ヶ月 全6回 ・・・ 14,256円   1回 ・・・ 下記へお問合せ下さい
申   込
TEL:055-971-4041

 

第402回 辻説法の会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
10月18日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
霊山寺 山田 高之 師
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
11月15日(金) 同時刻  蓮光寺 佐久間 清人 師

 

宗祇法師の会 (10月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
10月21日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

十夜法要のご案内

 本年もお十夜の季節となりました。一日ではありますが、ご先祖のご供養とともに、み仏の教えにふれますよい機会ともいたしたく存じますので、お誘いのうえお申し込み下さい。
お檀家の皆さまには、10月中旬に郵便にてご案内申しあげます。

日   時
11月23日(土)14時より
会   場
願成寺 本堂
法   話
未定
講   師
  
供 養 料
3,000円
申 込 み
専用ハガキ、電話、FAX、E-mail (前日までに)

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
  したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

 「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
 「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
 「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
 「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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