願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、5月1日です。





大東京綜合卸売センター


200gの出汁巻きたまご風巻き湯葉


巻き湯葉約50g
(出典:「リッキーブログ #食レポ」https://rickey9.site/)


購入した野菜たち


あく抜き後の筍


ポピー花摘み体験イベント会場


遊歩道
左:競馬場方面 右:多摩川河原(ポピーイベント会場)方面


正面がサントリービール工場
(左に少し見えるのが卸売センター)

 これを書き始めた日、ゴルフの松山英樹選手が「マスターズ・トーナメント優勝」という快挙を達成しました。毎週日曜の朝に見ている番組を観るためにテレビをつけたら、ちょうど松山選手がイーグルをとって単独首位になったタイミングでした。その後は朝食もそっちのけで、画面に釘付け状態になりました。月曜は8:45から仕事なのですが、在宅勤務なので優勝の瞬間をLIVEで観戦することができ、感染していないから言えることですが、三島に行けずに在宅勤務を続けなくてはいけない現状でも良いことがある、と思った次第です。

 私はゴルフをやったことがありませんが、観るのは好きです。スウィングのフォームをキープしなければいけなかったり、風やグリーンの芝目を読む力が必要だったり、難易度の高いスポーツだと思っています。サッカーに没頭していた若いころは、ゴルフなんていうのはサッカーに比べるとなんて楽なスポーツなんだと思っていましたが、今では、山谷を歩き回りながら、あの精神力を維持することは到底できることではないと思っています。月曜の朝から感動させてもらい、良い週開けを迎えられました。

 2か月に1回程度の頻度で、お休みの日に東京都府中市にある「大東京綜合卸売センター」というところに買い物に行くのが楽しみになっています。直近では、4月3日(土)に訪れました。一番の目的は、料亭にお豆腐を卸しているところで作っている、湯葉の買い出しです。いくつか種類があるのですが、私は800円の「巻き湯葉」が大好物です。出汁巻きたまごのような形をしていて、ぎっしり何層にも巻いてあるので、豆乳に浸かっていないにも関わらず200gもあります。お刺身が一番お勧めの食べ方ですが、私の妻がお味噌汁の具の一つとして入れる新しい味わい方を発見してくれました。濃厚な味だからこその食べ方で、他の湯葉ではそれ程ではないかもしれませんがとても美味しいです。
 卸売センターには、肉魚野菜の生鮮食品はもちろんのこと、乾物、食器、調理器具、生活用品などなんでも売っています。今回は、「巻き湯葉」の他に数種類の野菜を仕入れてきました。毎年この頃の楽しみである筍も購入して、帰宅後すぐにあく抜きをしました。その日の夕食ではお刺身で頂き、連日お刺身や炒め物として味わっています。だいぶ前に三島で筍を購入している話をしたら、「筍は買うものではない」と言われました。三島の方々が羨ましいです。

 自宅から府中の卸売センターまで電車や車を使って25分くらいで行けますが、私は自転車で往復しています。サイクリングにちょうど良い片道9km弱の位置にあり、折り畳み式の20インチ自転車でも40分弱で行くことができます。今回の府中訪問日ははとても天気が良く、風が心地よかったです。途中にJAが開催している「ポピー花摘み体験」のイベントがあり、年配の方や子供連れの方でまずまずの盛況ぶりでした。このイベントの脇に走っている道は、以前は電車の線路が敷かれていたところです。その軌道は、多摩川の砂利を中央線国分寺駅に運ぶために1910年に施設された下河原線で、1934年には東京競馬場まで行く分岐路線も敷かれました。競馬場線は1973年、砂利運搬路線は1976年に廃線となり、今は遊歩道になっています。子供のころ競馬場線に乗りたかった覚えがありますが、乗ることがないまま廃線になってしまったので、その想いを胸に自転車を走らせてもらっています。
 府中の卸売センターの隣は、サントリーのビール工場です。予約制ですが、工場見学と見学後にビールの試飲を楽しむことができます。何度か訪れたことはあるのですが、さすがに試飲後の自転車運転はできないため、卸売センター訪問時の見学はしていません。新型コロナの騒動が収まったら、気の置けない仲間たちと電車で訪問することにします。ユーミンの「中央フリーウェイ」に「競馬場」と「ビール工場」は出てきますが、残念ながら「卸売センター」は出てきません。歌詞にするにはちょっと長すぎるし、響きが歌向きでないからでしょうか。

 私の在宅勤務終了に、光が見えて来ました。4月9日に発表のあった静岡県の行動規制において、静岡県への訪問自粛対象の都道府県に変化はありませんでしたが、「旅行/帰省などのスケジュール変更可能な移動は対象だが通勤/通学などの理由による移動は対象外」との注記が追加されました。「もっと早く言って!」という思いもありますが、私の会社ではそれを受けて、東京からの通勤許可の検討を開始しました。最短だと、このメルマガを読んでいただけるころには三島で仕事をしているかもしれません。もう少しの辛抱です。三島の街を散策できる日の到来を、楽しみに待つことにします。

【バックナンバーを読んだ方にはわかるその後の珍名字発見情報】(敬称略)
紙子谷、小樽、眞後、眞庭、坡場、入津、段城、手打、兼保
城ノ下、片小田、水代、弾塚、網蔵、飯束、板庇、海下、葦原
波方、上ケ島、楠森、蔵地、阿蘇品、川嶌、府中、乙井、乙訓
数見、平湯、百合、俵山
※2021年3月中旬から4月中旬の「昼休みの自宅周辺散歩」で見つけた名字由来net(https://myoji-yurai.net/)において10,000位以上の名字

 三島長期単身赴任中
雨 宮  隆









お 知 ら せ

  年忌法要は、新型コロナウィルス感染防止に配慮しておこなっております。

 なお、お墓お参りは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 源氏物語講座は、4月10日、17日より再開いたします。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
4月16日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
   
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
5月21日(金) 同時刻  

 

宗祇法師の会 (4月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
4月19日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
 したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

 「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
 「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
 「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
 「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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