願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、4月15日です。





ネギ坊主


これから天麩羅に


坊主20点札

 春を迎え、日に日に暖かさを増す今日この頃である。冬野菜は、一斉に花を咲かせ種をつけ始める。菜の花が、その象徴であろう。
 気温が上がり長日になると、おおかたの冬型の植物は、生殖成長を始め子孫を残す準備に取りかかる(夏野菜は、涼しくなり日が短くなると生殖活動を始める)。冬の間、鍋料理などで活躍してきた長ネギや葉ネギも例に漏れず、生殖成長を開始して、まんなかから「ねぎ坊主」が顔を出す。生殖成長を始めると、あらゆる野菜が、より大きな体を作ること止め、全エネルギーを種を作ることに特化する。いわゆる頭立ちで、茎が堅くなり、花を守ろうとするのである。よって食味は極端に悪くなる。

 「あーあ、坊主が出てきてしまった!」と、ネギの撤収がはじまる。まだネギ坊主がほんのすこし出始めたころ、収穫して大量消費を考える。「ネギ焼き」である。いわゆる「お好み焼き」で、キャベツのかわりにざく切りしたネギでつくる。和製の「キッシュ」「ケークサレ」であろうか。子供から年寄りまで、酒の肴、ビールやワインにも合う。ソースとマヨネーズで食するのが一般的であろうが、韓国の「チヂミ」に見立て、ポンズもまたうまいものである。若い坊主の、天麩羅もよいという。なにか共食いのようにも思えるが。

 それにしても、「坊主」は嫌われているようである。「くそ坊主」にはじまって、子供を上目線から呼ぶときも「おい、坊主」と、究極は百人一首の「坊主めくり」、「坊主まるもうけ」など。
 水商売などで一人も客が来ないと「今日は、坊主だ!」、釣りで一匹も釣れないときは「今日は、坊主だ!」という。
 坊主が喜ばれるものを探すと、一つだけあった。花札である。絵札には花札であるので必ず花が描かれているが、なぜか8月の絵柄は芒(すすき)で丸い黒い山が書かれている。絵柄から坊主と呼ばれるのも納得である。坊主に月の絵柄は20点札で喜ばれる。

 ところで、本来の坊主は日本国語辞典によると、次のごとくある。
 (1)仏語。大寺院の中の、一坊の主僧をいう。僧房のあるじ。
   寺房の住職。「房主」とも書く。房主。
 (2)僧侶の俗称。室町時代以後、行なわれた称呼。
 (3)髪を剃(そ)ったり短く刈ったりした頭。毛のない頭。
   また、その人。

 本来は、自房の主(あるじ)であったので、敬意をこめた意であったが、いつから成り下がってしまったのであろうか。われわれ僧侶の言動と考えるのが妥当であろう。原点に返って慎まなければならない。

【キッシュ】フランス quiche
 フランスのパイ料理の一。パイ皿にパイ生地を敷き、ベーコン・ハム・チーズなどの具を入れ、生クリームや牛乳を混ぜた塩味の卵液を注ぎ、オーブンで焼いたもの。オードブルに用いる。(日本国語大辞典)

【ケーク‐サレ】フランス cake sale
 《「塩味ケーキ」の意》チーズや野菜などを加えてつくる、甘くないパウンドケーキ。(日本国語大辞典)

【坊主めくり】
 使用する札は読み札のみで、取り札は使用しない。百枚の絵札を裏返して場におき、各参加者がそれを一枚ずつ取って表に向けていくことでゲームが進む。多くのローカルルールが存在するが、多くで共通しているルールは以下のようなものである。
 男性が描かれた札(殿)を引いた場合は、そのまま自分の手札とする。
 僧侶が描かれた札(坊主、「ハゲ」と呼ぶこともまれにある)の描かれた札を引いた場合には、引いた人の手元の札を全て山札の横に置く。
 女性が描かれた札(姫)を引いた場合には、引いた人がそれまでに山札の横に置かれていた札を全てもらう。
 蝉丸の札を引いた場合、引いた人は一回休み。(ウィキペディア)

【花札】(はなふだ)は、日本特有のかるたの一種。花かるた、花がるたとも。今では一般に花札といえば八八花(はちはちばな)のことで、一組48枚に、12か月折々の花が4枚ずつに書き込まれている。
 48という枚数は、一組48枚だったころのポルトガルのトランプが伝来した名残である。2人で遊ぶこいこい、3人で遊ぶ花合わせ、という遊び方が一般的である他、愛好家の中では八八という遊び方に人気がある。同じ遊び方でも地域によってルールが異なったり、地域独特の遊び方も存在したりするほか、海外にも伝播している。(ウィキペディア)

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参りは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 文学講座は、4月16日より再開いたします。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
4月15日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
真楽寺副住職 勧山 法紹 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
5月20日(金) 同時刻  萬松院住職 吉田 宏得 師

 

宗祇法師の会 (4月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
4月18日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
 したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

 「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
 「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
 「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
 「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







本メールマガジンがご不要な方は、
下記URLから配信を解除できます。


http://ganjoji.com/mlmaga.html(解除・退会)