願成寺ホームページは、 こちら(https://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、3月1日です。





九頭龍神社(1)


九頭龍神社(2)


九頭龍神社(3)

 「評価疲れ」という言葉を聞くことがあります。今の時代は、数値目標や数字による評価などは、欠かせないものとなっています。学校も企業も、数字をグラフなどにして目標を定めたりします。そして比較をすることで競争が生まれます。もちろん競争をすることは必要な一面もありますが、「生きづらさ」をもたらす一面もあるのです。それを考えると、果たしてすべてを数値化して評価していくことが大切なことなのであろうかと、疑問に思う方も少なくはないと思います。

 以前に私が読んだ本のなかに、ジェリー・Z・ミュラー「測りすぎ〜なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?〜」というものがあります。そこにこのような言葉がありました。
  数えられるものすべてが重要なわけではなく
  重要なものすべてが数えられるわけではない
  測定は、数値で測定できるものしか分からない。よって測定に
  よって分かったことが正確に反映しているとは限らない。
  また、数値目標を達成することが目的となってしまい、本来や
  るべきことがかえって悪化してしまうことがある。
 こういった数値ばかりを頼りとしている状態を「測定執着」というと書かれていました。測りすぎは、本来やるべきことを見失って、ただ比較と競争の渦に埋もれ、生きづらさを感じ、パフォーマンス(物事の効率)を悪くするという結果をもたらしてしまうということでしょう。大事なことは、「測定できないものを評価できているかどうか、わかっていることが重要である」と書籍の締めくくりに書かれていました。
 この本を指南とするならば「今自分は測りすぎていないだろうか」という認識が、「生きづらさ」から離れていくカギとなるようです。

 この本を読んだ理由は、まさに自分が「測りすぎているのではなか」という不安があったからであります。そんな思考を解消しようと、先日箱根の九頭龍(くずりゅう)神社へお参りをしてきました。九頭龍神社は、奈良時代に万巻(まんがん)上人という方が、里の人に害を及ぼしていた九つの頭を持った毒龍を調伏し、芦ノ湖の守護神・九頭龍大神としてお祭りしたことに由来をします。そのお祭り「湖水神事」では、米、酒、スルメ、卵の四品を各々九度に分けて湖の中の九頭龍大神にお供えされるそうです。また、著名人の方が、この神社にお参りした後、運気が上がったということもあり、話題になっている場所でもあります。
 実際に車で向かってみると、途中から車両が入れない参道となります。車を停めて、そこからは約20分歩きました。気温は3℃でしたが、天候もよく澄み切った空気でした。九頭龍神社の本宮へ到着をすると、そこは今まで感じたことのない神秘的な空間でありました。朱塗りの本宮はまるで湖を静めるが如く、湖にそびえ立つ鳥居は、今も龍が湖に住んでいるような想いとさせる幻想的なものでした。まさに、この地には「測定できない眩さ」がありました。肌で体感して分かるということの清々しさに心が穏やかになったのです。
 数値化による比較、比較による競争、競争による生きづらさ。そんな世の中であるからこそ、「理屈や数値に左右されない」神仏の空間に包まれる時間が私たちには必要なのではないでしょうか。

  人の心を そのままに 捨てぬ誓を 頼むばかりぞ

 神仏の中でも阿弥陀様は、今を生きる人たちの精一杯をご覧になられ、一人も見捨てることなく極楽浄土へとお救いくださる仏様であります。その阿弥陀様の広大なお力こそ「測り知れないもの」であります。お念仏申す人を必ず救うという阿弥陀様のお誓いを信じ、共々に歩んで参りましょう。

 海福寺  瀧 沢 行 彦 









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

宗祇法師の会 (2月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
2月17日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
2月21日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
傳心寺 住職 井上 正信 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
3月21日(金) 同時刻  真楽寺 副住職 勧山 法紹 師

 

観音堂大祭(諸祈願)のお知らせ

 春のお彼岸に観音堂の大祭を厳修いたします。寺伝によりますと、頼朝公が三嶋大社に百日祈願の折、当願成寺を宿舎といたし、その願が成就いたしたことから「願成就寺」の寺号を賜りました故事により、諸願成就の祈願をおこないます。当日ご参加できません場合には、お札は郵送申しあげます。また、当日前年のお札等を炊きあげますのでご持参ください。当日は「餅まき」「模擬店」「野菜青空市」等を予定いたしておりますので、お誘い合わせてお出かけ下さいませ。

日   時
3月20日(木) 【11時】法要、【法要後】餅まき
祈 願 料
祈願料 3,000円
申 込 み
お彼岸のお参りの折、電話、FAX、E-mail (前日までに)








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







本メールマガジンがご不要な方は、
下記URLから配信を解除できます。


https://ganjoji.com/mlmaga.html(解除・退会)