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次回配信日は、4月15日です。





紅葉と共存?する染井吉野


倒木の危機にある拙寺の染井吉野

 三寒四温をくり返しながら、春がそこまで来た。この2〜3日の寒さは「花冷え」とでもいうのであろうか、その前が5月を思わせる暖かであっただけに、とても寒く感じられる。

 三島の拙寺では、サクラ(染井吉野)は五分咲きというところであろうか。やはり「染井吉野」は、白に近い薄いピンク色で品格があるように思う。散々「河津さくら」を褒めておきながら、虫の良い感をまぬがれないが、「染井吉野」に心を奪われる。子供のころからサクラといえば、「染井吉野」を見てきたからであろう。
 小学校の入学式に、学帽をかぶり真新しいランドセルをしょって、黒の羽織を着た母親に手を引かれ歩く姿が思い出される。そこに桜の花びらが、学帽に一枚、母親の髪にそして黒の羽織に一枚とのっている光景は絵になった。やはり「染井吉野」でなければいけない。淡いピック色の花びらが、醸し出す世界であろう。
 諸外国では、入学や進級が9月とするところが多いようであるが、すこし時期がずれる地域もあるが、4月が良い。サクラに祝福されての入学式は最高であり、願わくば「染井吉野」でありたい。

 時節がら、報道もサクラに感心がいっているなかに、
   三重県四日市市の桜の名所・海蔵川沿いで開催される「海蔵
   川桜まつり」。毎年およそ10万人が訪れる人気イベントです
   が、今年は中止に。その理由は「桜の高齢化」です。
    昭和20年代に植えられたとされる海蔵川沿いの「桜並
   木」。70年以上経つことから、去年、専門家に木の状態を調
   べてもらったところ、一部の木が“倒木の危険性がある”と診
   断されたといいます。(ヤフーニュース)
とお花見の中止が伝えられる。全国的にサクラは、河川敷に植えられているが、植え替えも難しくなっている。
 AIによると、
   河川敷の桜の植え替えは、河川法の改正により新たな植え替
   えができない場合があります。
   【背景】
     安全安心を優先するために、樹木があることで堤防の強
     度を下げてしまう可能性があるためです。
とあり、確かに河川敷は川のためにあり、サクラのためにあるのではなく、共有できないことも至極当然のことである。
 また、植え替えが可能なところでも寿命の長い品種が選ばれ、寿命の短い「染井吉野」は避けられているという。残念でならない。

 拙寺にも樹齢100年にもなろうという「染井吉野」があり、今にも倒れそうである。さらに悪いことに、洞(うろ)にヤマモミジが生えており、崩壊の一途である。
 子供のころから親しんで来ただけに、我が身と重なってならない。

【染井吉野の寿命】
ソメイヨシノの寿命は60〜80年程度と言われています。樹齢40〜60年になると根元の内側に腐った部分ができて空洞化が進み、倒れる危険が高まります。(AIによる)

【虚】うろ
内部がからになっているところ。うつろ。ほらあな。
*和訓栞〔1777〜1862〕「うろ、〈略〉俗に老樹の空洞河中なとの洞窟をもいへり。或はをよめり。玉篇に山穴と注せり」

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
4月18日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
正見寺 副住職 杉本 昌隆 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
5月16日(金) 同時刻  福泉寺 住職 岩佐 剛昇 師

 

宗祇法師の会 (4月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
4月28日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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