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次回配信日は、4月15日です。





廃墟と化したラハイナ


浄土宗ホノルル別院


楢柴上人の安置された納骨堂

 11年ぶりに、ハワイの浄土宗寺院、ホノルル浄土宗別院(ハワイ浄土宗寺院13ヶ寺の本山)、そしてマウイ島ラハイナ浄土院を訪れた。ラハイナ浄土院のご住職は60数年前に浄土宗寺院の僧侶としてハワイに渡り、日本から奥さまを迎えて現在も活躍している。お歳は90歳を超えておられる。
 ところが2年前(2023年8月8日)マウイ島ラハイナは大火に合う。102名の方が亡くなられ、2200軒余りの家屋が焼失した。ラハイナ浄土院も本堂をはじめ全ての建物を失ってしまった。残ったのは鋼でできた大仏さまとその周りに仏さまを護るように植えられた菩提樹の木など数本であった。
 現在は焼け野原となった現場に、立ち入りが許されるようになり、その光景は、まさしく何もない廃墟であった。

 そこに立つと、拙寺のお檀家さんとラハイナ浄土院のご接待で、海に入りバーベキューをした時のことが、はっきりと思い出されてくる。そしてその折ともにラハイナの地を踏み楽しんだ、今はすでに亡くなられた、渡辺先生、鈴木さんご夫妻、杉本さんと、一人ひとり顔が思いだれてくる。ラハイナでの思い出ばかりではなく、その方のすべての人生までもが思い出されてくると、自然に涙が滲んでくるのである。

 次に訪問したホノルル浄土宗別院では、足ばやにご浄土に往かれてしまわれた、ハワイホノルル浄土宗別院総監の楢柴裕文上人が偲ばれてならない。副住職を可愛がってくださったこと忘れることが出来ません。小学生の時はハワイの子供たちとゴーカートに乗り行き、大学生になると拳銃を撃ちに行くなど、観光でない遊びを学んだという。別院納骨堂でご遺骨にお参りさせていただき、人生半ばで旅たたなければならなかった上人のお気持ちを思うと、こみあげてくるものがある。
 現在の総監である石川上人が、そばで優しく見守って下さっているのが、とても嬉しく感じられた。

 原上人が90歳を過ぎて、火災で寺院を始め、ハワイに渡って60数年の辛苦のなかで築きあげてきたもの、すべてを失ってしまったご住職のお気持ちを思うといたたまれないものがある。
 しかし、火災ですべてを焼失しても、一言も愚痴を言うこともなく、無念な思いを口にすることはなかった。
 再建は大変であるが、必ず再建するという固い決意はひしひしと伝わってくる。少しでも再建に、できる限りのことをするつもりである。
 お互いの年齢から、この再会を今生の別れとするには、あまりにも寂しいことであった。

昨日夜。帰国しての速報である。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
4月17日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
福泉寺 住職 岩佐 剛昇 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
5月15日(金) 同時刻  願成寺 住職 魚尾 孝久 師

 

宗祇法師の会 (4月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
4月27日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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