願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、10月1日です。





小4頃に描いた絵


低学年時代の落書帳


ウルトラマシーン収容箱


ウルトラマシーン全景


ウルトラマシーンの白いレバーがボールを投げる直前の状態


廃棄を免れたダイエット運動グッズ


文化祭プログラムに載せた出展内容


紙ごみ


磁気テープごみ


プラスティックごみ

 私の勤めている会社は「静岡県新型コロナウィルス警戒レベル」が最高レベルになったことを受け、7月20日から二度目の「東京在住者の三島事業場出社禁止」がなされていました。しかし、9月11日に警戒レベルが1ランクダウンしたことを受けて、9月23日から私も三島事業場に出勤出来るようになりました。新たな新型コロナ感染者数も落ち着いてきているもののまだ安心できる状態ではないので、気を緩めることなく三島出勤を再開したいと思っています。

 在宅期間中は週末/週明けの東京-三島間の往復が無いので、土日の時間を比較的多く使うことができ、納戸に置きっぱなしになっていた小学校時代の思い出の品々を整理することができました。今の家を建てたのが2000年で、その時にしまい込んでから一度も出したことが無いものなので、驚愕連続の整理作業でした。
 まず出てきたのは、小学校4年生ころに描いた絵画です。自分の絵心の無さを、まざまざと見せつけられた気分になりました。福笑いと説明されれば、納得してしまうかもしれません。下手にも限度があるのですが、当時は真剣に描いたと思うので責めるつもりはありません。
 次に出てきたのは、低学年時代に使っていた落書帳でした。当時は迷路づくりや面白名前づくりが流行っていたのか、その類の落書がいっぱい出て来て微笑ましかったです。まったく面白くなく、センスは無かったようです。

 私の小学校時代の作品だけではなく、おもちゃもいくつか出てきました。その中の一つに、ウルトラマシーンというものがありました。柔らかいプラスティック製のボールを、モータで回転するレバー(野球で言うと投手の腕)が飛ばして、プラスティック製のバットで打つというものです。ボールが柔らかいので、当たっても怪我をすることなく室内でバッティングが出来るという優れモノでした。非常にアナログなおもちゃですが、現在ゲーム業界で名を馳せている「任天堂」の製品です。残念ながら電動では動かなかったので、ボールとバットでトスバッティングしてみました。汗だくになるほどの運動量が必要なことが分かりましたので、ダイエット運動用にバットとボールは捨てないことにしました。
 実はこのウルトラマシーンは、私が高校3年生の時の文化祭で活躍したことがあります。私のクラスは「第三次世界大戦は起きるか?」というテーマで出展し、テーマに沿った壁紙解説書を作り、話術に長けた生徒はテーマを切り口に女子高生とおしゃべりを楽しむといったことをしました。ウルトラマシーンは戦車の前半分段ボールモデルの中に設置し、ボールを砲弾に見立てて主砲から発射させるために使いました。高校近くの小学生たちに大人気で、作った甲斐がありましたが女子高生たちとは全く仲良くなれませんでした。

 今回掲載した写真を含めていくつかは写真の形で記念として記録に残しましたが、ほぼすべてを廃棄しました。中学/高校時代を含めた私の思い出は、恐ろしい量のゴミとなってしまったわけですが、他界後に残された者がこれをやらなければいけないと思うと、整理して良かったです。新型コロナの影響で非日常的な生活を余儀なくされていますが、ちょっとは有意義なこともしたのだと思った機会でした。

 三島長期単身赴任中
雨 宮  隆









お 知 ら せ

  新コロナウィルス感染防止に配慮して、年季法要はおこなっております。

 なお、お彼岸のお参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

  願成寺「源氏物語」講座は、10月17日(土)より開催いたします。

 

宗祇法師の会 (9月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
9月28日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
10月16日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
霊山寺 山田 高之 師
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
11月20日(金) 同時刻  蓮光寺 佐久間 清人 師

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
 したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

 「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
 「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
 「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
 「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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