願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、3月1日です。





自宅とクレーン(遠景)


自宅とクレーン(上空から)


自宅玄関から見たクレーン



自宅脇にクレーン車


ベランダから@


ベランダからA

 1月12日から在宅勤務が続いており、現時点では3月7日まで状況が変わりそうもありません。ただ、平日に自宅にいるといくつか新たな発見があります。その一つに、近所の7階建てビル建築で使用されているクレーンがあります。昨年末に設置されたのは知っていたのですが、動いている姿は見たことがありませんでした。平日の昼間に自宅に居ることで、初めてそれを目にしました。先端に重そうな鉄骨を括り付けて上下左右に動くのを見ると、倒れてこないか心配になります。心配のしすぎかもしれませんが、風の強い日とか地盤の問題などで、毎年クレーン倒壊事故のニュースに驚かされます。2021年2月4日には、例年2月の終わりから3月にかけて観測される春一番が吹きました。自宅は木造なので、外窓の内側にある障子がガタガタ鳴き続けていて、クレーンの様子がとても気になりました。

 そこで、もし私の家の方向に倒れてきたら果たして自宅は被害に合ってしまうのか、高校時代に習う三角関数を使って確認してみることにしました。クレーンの高さの測量です。分度器を使って、自宅から見えるクレーンの先端が見える角度θを測れば、三角関数を使って自宅からの距離に対するクレーンの高さが分かります。
tanθ=(クレーンの高さ)÷(自宅とクレーンとの距離)
自宅とクレーンの距離が地図上で約90mだったので、角度θを測ればクレーンの高さが分かり、自宅との距離より長ければ「ぶつかる」ということになります。
 その角度ですが、ほぼ45度でした。ということは、2つある三角定規の片方の、二等辺三角形に当て嵌まることになり「自宅からの距離とクレーンの高さが同じ」ということになります。三角関数を使うまでもなく、ギリギリ当たらないかギリギリ破壊されてしまうか、という関係にあることが分かりました。なんとなく危ない位置関係という予感はしていましたが、今まで以上にクレーンの様子を監視して、異変があったときは家の外に避難する必要があるということを肝に銘じた次第です。

 そんなことを考えている日に、昼休み(自宅での昼食後に午後の業務開始までの時間)の散歩(在宅勤務だと運動不足になるため30分程度自宅周辺を歩き回っています)から帰宅すると自宅の側道にクレーン車が。これは三角関数どころの話ではなく、高さ10mくらいあるクレーン車が自宅外壁から2mくらいのところで作業をしているのです。絶体絶命のピンチでしたが、幸いにも30分くらいで作業は無事終了して事なきを得ました。

 7階建ての建築物も、2月12日の時点で6階まで鉄骨が運ばれていました。このペースでいけば、3月7日の在宅勤務終了までには我が家にとっての恐ろしいクレーンは、解体されるのではないかと期待しています。自宅崩壊の心配がなくなった状況の下、安心して三島勤務復帰を果たしたいものです。

 三島長期単身赴任中
雨 宮  隆









お 知 ら せ

  年忌法要は、新型コロナウィルス感染防止に配慮しておこなっております。

 なお、お墓お参りは、密となりませんので、お彼岸などお出かけ下さい。

 源氏物語講座は、新型コロナウィルス感染防止のため中止といたします。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
2月19日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
   
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
3月19日(金) 同時刻  

 

宗祇法師の会 (2月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
2月22日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

観音堂大祭(諸祈願)中止のお知らせ

  3月20日に予定しておりました

  観音堂大祭

  新型コロナウィルス感染防止のため中止とさせていただきます。

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
 したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

 「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
 「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
 「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
 「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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