願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、4月1日です。





立川散歩で見つけた珍しい名字

 3月7日に予定されていた緊急事態宣言の解除によって、三島の事業場へ出社できることを期待していましたが叶いませんでした。3月12日に静岡県から「新型コロナウィルス感染症対策」における「行動制限」の変更が発表され、岐阜県と三重県は制限対象から外れましたが、東京都は依然として「県内への訪問自粛」のままです。3月8日の週は東京都の新規感染者数が前週より増加傾向を示しており、三島に行けるようになる日が遠退いているように感じています。
 最初の在宅勤務期間には、運動不足による体重増加に見舞われました。前回と今回は昼休みの時間に散歩の時間を設け、体重増加を抑え込んでいます(減ってはいません)。運動量を増やすことを目的に、できるだけ遠くまで歩いていました。昼休みの時間は45分なので、食事の時間を除くと30分程度歩くことができます。目的もなく行って帰ってくるだけの場合だと、自宅から直線距離で1kmくらいまで行くことができます。

 1月の初め、「今安」という表札を見つけました(以降も名字への敬称は省略させていただきます)。簡単な漢字の組み合わせですが60年近い我が人生の中で出会ったことのない名字でしたので、もしかしたら珍しい名字ではないかと思い「名字由来net(https://myoji-yurai.net/)」というサイトで調べてみました。15,210位(使っている方が多い方が高順位)で、全国で約370人いらっしゃるということでした。それ以来、散歩の目的を「路地という路地を巡って珍しい名前を探す」ことに変更しました。
 1月中旬から3月中旬の約2か月間で、前出の名字検索サイトで10,000位以下にランキングされている珍しい名字を、101個(順位付けされていないものを含む)見つけることができました。すべてを本文で紹介することは難しいので、順位と人数を表にまとめたものを写真の代わりに掲載します。
 昨年夏のメルマガで、願成寺のご住職がご自身の「魚尾」という名字は珍しいと述べられています。そこには31,011位で約100人とありますが、今回調べたところ30,994位で約100人でした。少し順位が上がったのは、調査サイトが違うか、魚尾家の不老長寿と子孫繁栄の結果によるものなのでしょう。「魚」つながりの名字を、立川散歩でも1つだけ見つけることができました。「魚見」で、12,281位の約520人でした。希少価値の切り口で言うと、「魚尾」の大勝利です。

 難しい漢字(旧字を含む)を使った、珍しい名字を4つ見つけました。武甕(24,789位/150人)、鬮目(15,928位/340人)、關(15,857位/340人)、輿(10,975位/630人)。前出のサイトで40,000位以下だった名字は、神邉(79,148位/10人)、濱寄(76,951位/10人)、宇曽井(75,344位/10人)、甘泉(72,145位/10人)、東深澤(67,727位/20人)、持齋(57,880位/30人)、梅舘(55,684位/30人)、博松(52,713位/30人)、公荘(46,519位/50人)、五箇野(43,162位/50人)、伊組(43,084位/50人)、和部(42,014位/60人)、小延(41,718位/60人)。39,999位以上だったが珍しいと思ったのは、鷹左右(36,656位/70人)、南畝(27,192位/130人)、惣卜(25,430位/150人)、以後崎(24,863位/150人)、十二村(22,449位/190人)、小神野(10,789位/650人)、名執(10,526位/670人)の7つです。忽浮谷、榎夲、郡築、振野、天萩、太市、宇見の7個はサイトに登録されておらず、とても珍しいのだと思います。
同級生や会社の同僚にも珍しい名字の方が居ましたので、同サイトで順位を調べてみました。10,000位以上の名字は上位から、蔵冨士(71,440位/10人)、上祐(61,271位/30人)、世宮(41,003位/60人)、大井上(39,042位/70人)、楢葉(32,602位/90人)、奥所(27,686位/130人)、加柴(23,639位/170人)、岡咲(22,506位/180人)、二梃木(19,980位/230人)、常次(16,796位/310人)、門垣(15,503位/350人)、東福寺(15,369位/360人)、下田平(15,228位/370人)、亀(13,682位/440人)、泉名(13,567位/440人)、三日市(13,468位/450人)、海賀(12,945位/480人)、秋島(12,803位/490人)、源馬(12,766位/490人)、吉房(12,325位/520人)、矢治(12,078位/540人)、石切山(10,779位/650人)です。三島で通勤している時に、上ノ段(37,986位/70人)という珍しい名字も見つけています。

 立川に昔から住んでいる方で多いのは、小川、五十嵐、中村、芝田といったあまり珍しくない名字です。静岡に暮らしてみて、全国的にも多い名字である渡辺、山田、鈴木が多い印象を持っていますが、望月、勝又、堀池、植松、杉山といった、立川ではあまりお目に掛からない名字が多い地域だなと感じています。三島に勤務できるようなったら、通勤経路を中心にして珍しい名字の探索をしてみようと思います。

 三島長期単身赴任中
雨 宮  隆









お 知 ら せ

  年忌法要は、新型コロナウィルス感染防止に配慮しておこなっております。

 なお、お墓お参りは、密となりませんので、お彼岸などお出かけ下さい。

 源氏物語講座は、4月10日、17日より再開いたします。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
3月19日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
   
参 加 費
無料 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
4月16日(金) 同時刻  

 

宗祇法師の会 (3月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
3月22日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

観音堂大祭(諸祈願)中止のお知らせ

  3月20日に予定しておりました

  観音堂大祭

  新型コロナウィルス感染防止のため中止とさせていただきます。

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
 したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

 「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
 「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
 「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
 「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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