最近 温泉とサウナにハマっている野中です。というのも、かつて行った網走の温泉がとても良かったことから、近場でも良い温泉を探したいという思いが強くなり、温泉の紹介動画を見ているうちに、サウナにも興味を持つようになりました。
サウナ動画は、沼津市出身の磯村勇斗が出演する「サウナーズ」や、「さ道」を観て「ととのう」という体験がしたくてサウナにハマっています。
今回は、老若男女多くの方が好きな温泉について書いてみたいと思います。旅の楽しみの一つに温泉があります。こちらをお読みの方でも温泉好きの方は多いのではないでしょうか?私は旅へ行くと日帰り温泉と宿泊施設の温泉と1日2か所は温泉に入ります。場所によっては1日3か所入ることもあります。温泉に入るとさっぱりしますし、温まるし、痛みも和らいだり、温泉を出た後の肌のツルツル感とかが大好きです。
なぜ温泉に入るといろいろな効果があるのか?少し調べてみました。
そもそも温泉とは「地中から湧出する温水」のことを言い、温度は25度以上と定められているようです。
また地中を100m掘ると約3度上がるそうなので、1000m掘って水脈があれば日本なら温泉が出るようです。ある日突然温泉施設ができたりするのはこのような理由からです。
温泉はその場所によって含まれている化学成分、温度、pH(ペーハー、ピーエイチ)、匂い、色、肌触り、味など様々な特徴があります。
温泉の泉質は、温泉に含まれている科学物質の種類とその含有量によって @単純温泉 A塩化物泉 B炭酸水素塩泉 C硫酸塩泉温泉水 D二酸化炭素泉温泉 E含鉄泉温泉 F酸性泉温泉 G含よう素泉温泉 H流黄泉温泉 I放射能泉温泉の10種類に分類されています。
今回は比較的身近な温泉地を取り上げます。
単純温泉:伊豆長岡温泉
温泉水1kg中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg未満で、湧出時の泉温が25℃以上のものです。肌触りが柔らかく、癖がなく肌への刺激が少ないのが特徴で、アルカリ性単純温泉は、入浴すると肌が「すべすべ」する感触があるのが特徴です。
浴用 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
塩化物泉:熱海温泉
温泉水1kg中に溶存物質量が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が塩化物イオンのものです。陽イオンの主成分により、ナトリウムー塩化物泉、カルシウムー塩化物泉、マグネシウム―塩化物泉などに分類されます。日本では比較的多い泉質です。塩分が主成分となっているので、飲用すると塩辛く、塩分濃度が濃い場合やマグネシウムが多い場合は苦く感じられます。
浴用 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
飲用 萎縮性胃炎、便秘
硫酸塩泉温泉:天城湯ヶ島温泉
水1kg中に溶存物質量が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫酸イオンのものです。
陽イオンの主成分により、ナトリウムー硫酸塩泉、カルシウムー硫酸塩泉、マグネシウムー硫酸塩泉などに分類されます。
浴用 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
飲用 胆道系機能障害、高コレステロール血症、便秘
流黄泉温泉:箱根温泉郷の小涌谷温泉
水1kg中に総硫黄が2mg以上含まれているものです。
硫黄型と硫化水素型に分類され、日本では比較的多い泉質です。タマゴの腐敗臭に似た特有の臭いは、硫化水素によるものです。
浴用 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症
(硫化水素型については、末梢循環障害が加わる)
飲用 耐糖能異常(糖尿病)、高コレステロール血症
家のお風呂でもお湯に入るだけで温まり、血行が良くなり、保湿されるなどいろいろな効果があります。
日本全国の温泉ともなれば、温泉成分は異なり、様々な体への効果、ロケーションによる精神面でのリラックス効果も加わるので、温泉はハマる理由がいっぱいありますね!
お薦めがあればお教え下さい。
ファイナンシャルプランナー
野 中 章 裕
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