先月号に温泉とサウナにハマっていると書きましたが、この1ヶ月でますますハマっています。特にサウナ!まさにサウナ―です。
なぜハマっているかと申しますと「ととのう」という感覚がとても良いからです。今月はサウナの魅了について書かせてもらいたいと思います。
2021年新語・流行語大賞に「ととのう」がノミネートされたのをご存じでしょうか?2015年から連載するマンガ、「サ道 マンガで読むサウナ道」で、主人公の「ととのった〜」と言うセリフから始まり、その後継ドラマ「サ道」でも主人公を演じる原田泰造さんが、「ととのった〜」と言うことから認知度が高まりました。この影響で、コロナ禍でもサウナに入る方が増え、「ととのう」がノミネートされたようです。
「ととのう」とは、明確な定義があるわけではありませんが、サウナ→水風呂→外気浴を3〜4回位繰り返すことで交感神経と副交感神経が強制的に切り替わり、自律神経が正常の状態に戻って、心身のコンディションが良くなる状態のことをいうそうです。
ととのう為の基本的な入り方
@まずはサウナに入る前に体をしっかり洗い、温泉があれば
温泉などを楽しんだ後、水気をふき取る。
Aサウナに入り、リラックスする。
(個人差はありますが、8〜12分位発汗することが適切な
時間とされています。体調を考えずに時間だけを決めて
入ることや、隣人よりも長く入るなどはご法度です。)
Bサウナを出たら汗を流し、水風呂へ1〜2分入る。
(これも個人差はあります、自分は1分未満)
C水風呂を出たら外気浴、人それぞれだがリラックスした状
態で10〜30分外気に触れる。
D @〜Cを3セット繰り返す。
「ととのう」状態を体感したく、いろいろなサウナに入ってみました。私の場合の「ととのう」条件は、人が少ない競争があまりないサウナ、頭を預けることができる椅子等があることのように感じています。「ととのう」ために重要な要素は、外気浴の環境が良いことのように思います。
人が多いと周りが気になり、場所を確保したいという気持ちが出てリラックスできません。椅子を置く施設は多いですが、できれば頭まで預けられる椅子だと身体的にリラックスできます。
外気浴をする上で空が見えたり、景色が良いと幸せな気持ちになります。このような施設で「ととのう」が体験できると思います。
先日サウナにハマっている友人はととのうために重要なのは、水風呂の質と、その後外気浴する時にきっちりと水をふき取ることだと言っていました。別の友人は、外気浴時の風がとても重要だそうです。
自分なりの「ととのう」を体感すると、また行きたいと強く思うようになります。
最高の施設を求め「サウナ旅」(サ旅)にも行ってこようと思っています。サウナを知り、「ととのう」を体感し、従来の趣味である旅行に大きな喜びが増したことは、とてもありがたい事です。
皆様の最近ハマっていることって何ですか?
ファイナンシャルプランナー
野 中 章 裕
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