願成寺ホームページは、 こちら(http://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、8月16日です。





ゆうちょ銀行硬貨取扱料金早見


郵便局でいただいた貯金箱


わたしの貯金箱

 お寺ばかりではないが、いま困ったことが起きている。
「お施餓鬼法要」「お十夜法要」の申込はハガキで、供養料3000円は郵便振替を利用している。いままで振込料は事業者(お寺)が負担する赤伝票を利用していたので、利用者には負担をかけていなかったのだが、この1月17日から、振り込む人にも110円の手数料が必要となった。
 そしてコロナ禍であるため、法要はお檀家さんの参加は控えてもらっている。こんな状態が3年目となり、郵便料金までがかかるようになると、法要の申込が減ってしまうのではないかと心配をした。いわゆるコロナ禍による宗教離れである。
 コロナ禍を理由とした人員整理や所属団体からの脱退、そろそろ区切りをつけたいと思っていた稽古ごと終了と、コロナ禍の利用とも思える事象が発生していると言われる。仏教界でも、永年継承されてきたお盆などの仏教行事の衰退を懸念する声が聞こえてくる。
 しかし、拙寺においては杞憂であった。ありがたいことに法要の申込は、まったく減らないのである。永年の伝統行事は、そう簡単に無くなってしまうものではないように思われる。
 こうしたコロナ禍であればこそ、日常を大切にしているためであろうか、またコロナ禍を理由にして、先祖や亡き人の供養の変更を考える人はないようである。
 葬儀や年忌法要は、確かに家族中心となったが、しっかりと勤修されているといえよう。

 ところで、玄関前には墓参用に「お線香」が、販売されている。正確にいうと販売ではなく、用意してあるというべきであろう。販売というと収益事業となってしまうからである。
 販売ではないので、金額はなくお布施として相応の金額を入れてもらっている。永年のことであるので、金額を尋ねることもなく30円、50円、100円を入れてくれる。時にお檀家で無い方から金額を尋ねられると、原価が30円であることを伝える。

 ところがその小銭の入金が問題である。いままでは年に2回ほど金融機関に入金していたが、硬貨取扱料がかかるようになったことである。お布施入れ(料金箱にあたるもの)には、7〜8割が10円玉である。
 硬貨取扱料は金融機関によって多少違うようであるが、ゆうちょ銀行に10円玉100枚を入金すると、その手数料が550円必要となる。よって実質450円となってしまう。1円玉5円玉もあるが、料金は金種に関係なく硬貨の枚数であるので、もっと目減りしてしまう。仮にその料金10円玉で支払うと、また硬貨取扱料が550円かかるのである。50枚までは無料であるから、郵便局に行くたびに50枚の入金は、あまりにも現実的ではない。
 困った次第である。

 何時であったろうか、郵便局から赤いポスト形の貯金箱をもらったことがある。子供が小銭を貯めて郵便鏡に持って行くと、ほとんど手数料で無くなってしまうことになる。よもや、いまはそんな貯金箱を配布していないであろう。

 追伸 この原稿を書いていたら、私も若いころ大きな瓶に小銭を貯めていたことを思い出し、倉庫から出してきた。私物であるが、これもどうしたものか。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









お盆の行事のお知らせ

 「お盆の棚経」(7月,8月,月末お盆)は、本堂での棚経、ご自宅での棚経ともに
 中止となりました。新盆の方には、個別に対応させていただきます。

 なお、お盆のお墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参りは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
8月19日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
常林寺住職 山田 太壱 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
9月16日(金) 同時刻  金剛寺住職 水田 真道 師

 

宗祇法師の会 (8月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
8月22日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

 


お 願 い

 今まで、お塔婆や香花等は、寺にて焼却しておりましたが、法改定により、平成14年12月1日から「野焼き」や「簡易焼却炉」によります、すべてのごみ等の焼却ができなくなりました。現在、願成寺にあります3基の焼却炉もすべて使用禁止となり、撤去いたしました。
 したがいまして、今後、墓参の折いらなくなりましたお花などのゴミにつきましては、下記のごとく、ご処理をいたしたく存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



ゴミの分別

 ゴミは、次の4種類に分別してお出し下さい。

 「燃えないゴミ(ビン・カン)」
 市のゴミに出します
 「土に返すゴミ(花・香花)」
 寺にてチップにして土に返します
 「土に返すゴミ(草・落ち葉)」
 寺にて土に返します
 「燃えるゴミ(紙・ビニール)」
 市のゴミに出します

いらなくなりましたお塔婆は、寺にてチップにして土に返しますので、ゴミ箱の脇にお置き下さい。
ゴミ箱は水屋(水道)の近くに用意いたします。
飲物や食べ物は、動物が散らかしますので、お参りの後はお持ち帰り下さい。
お手数をおかけいたすことばかりでございますが、ダイオキシンをなくし、きれいな地球環境のため、切にご理解とご協力をお願い申し上げます。








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







本メールマガジンがご不要な方は、
下記URLから配信を解除できます。


http://ganjoji.com/mlmaga.html(解除・退会)