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次回配信日は、9月17日です。





まめ台風(いや孫)が来た。1週間の停滞(いや滞在)源兵衛川へ


三嶋大社のお祭りへ


プラレールのお手伝い(楽しかったが疲れました)

 台風10号が迷走している。希に見る迷走で、被害が増加している。新幹線の遅延や計画運休、高速道路の不通など、台風に振り回された数日である。

 私の感想であるが、最近どうも「二百十日」いう言葉を耳にしないように思える。ご承知のように、立春から210日目でよく台風が来るといわれている。今年(2024年)の立春が2月4日であったので、 その日から数えて210日目は8月31日(土)となる。まさに的中である。
 ところで「二百十日」は雑節(ざっせつ)の一つである。今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられているのが二十四節気(にじゅうしせっき)で、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、「節(せつ)または節気(せっき)」といわれる。
 さらに二十四節気と同様に、季節の移り変わりの目安となるものに雑節(ざっせつ)と呼ばれるものがあり、「二百十日」は、雑節のひとつです。
 現在では、節気よりも「節分」「彼岸」「入梅」などの雑節のが馴染みがあるように思われる。

 まさしく「二百十日」その日に台風10号が猛威を振っているのであるが、テレビ等で俗信的な扱いであろうためか、耳にしないようである。

 Googleでの検索サイトでは、試験運用中としながらもAIによる概要がある。全文を引用しよう。
   210日は、立春から数えて210日目にあたる「二百十日(にひ
  ゃくとおか)」と呼ばれる日です。暦の雑節(ざっせつ)のひとつ
  で、新暦では9月1日頃にあたります。
  「二百十日」は、稲の開花期にあたる重要な時期で、台風がよ
  く来ることから農家では厄日とされてきました。注意を促すた
  め暦に記載されていますが、実際の統計的には「二百十日」は
  特に台風が来襲しやすい特異日ではありません。近年では気候
  の変動により、本土に影響する台風は「二百十日」以前のほう
  が多くなっています。
 妙に言い当てているようにも思う。

 今ひとつ気になるのが、これほどAIによる解析や生成が注目されているのに、迷走する台風の進路をAIで解析しないのであろうか、不思議で成らない。

 NHKのニュースでも、途中から「AIによる自動音声でお伝えします」といって、ニュースの朗読が続けられるのに。

【雑節】
社日(しゃにち)
 春分、秋分に最も近い戊(つちのえ)の日で、1年に2回ある。
 春には豊年を祈り、秋には成熟を祝う行事をそれぞれ行う。
節分(せつぶん)
 元は四季にあったが、後に春だけについていわれるようになっ
 た。立春の前日のことで、邪気を払う行事がなされる。
彼岸(ひがん)
 春分と秋分の前後の3日ずつの計7日のこと。初日を彼岸の入り、
 当日を中日(ちゅうにち)、終日を明けと呼ぶ。
土用(どよう)
 立春、立夏、立秋、立冬の前18日間。
 この期間は、土公神(どくじん)が支配するといわれ、土を犯す
 ことは忌むべきこととされた。
八十八夜(はちじゅうはちや)
 立春から数えて88日目をいい、種まきの目安の日。
入梅(にゅうばい)
 二十四節気のうち、芒種の後の壬(みずのえ)の日。
 梅雨はそれから31日間とされる。
半夏生(はんげしょう)
 天より毒気を下す日という。夏至より10日後とされる。
二百十日(にひゃくとおか)
 立春から数えて210日目の日。必ず暴風雨があるとされる。
二百ニ十日(にひゃくはつか)
 立春から数えて220日目の日。二百十日と同じ意味。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
9月20日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
金剛寺 住職 水田 真道 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
10月18日(金) 同時刻  霊山寺 副住職 山田 高之 師

 

宗祇法師の会 (9月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
9月30日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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