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次回配信日は、5月15日です。





関山桜


摘みごろ


収穫


我が家に迎えた関山

 私は不粋(ぶすい)な男である。毎年のことであるが、この時期になると桜の花を摘むのである。染井吉野が咲き終わると、関山の開花である。代表的な八重桜で、花弁は20〜50枚で実に豪華である。また染井吉野ほど大木にならないこと、開花時期が長いこと、強健で比較的寒さにも強いことから、海外でも植えられているという。

 あまり大きな声ではいえないが、住職の目的は別のところにある。花を摘んで塩漬けにすることである。いわゆる「桜湯」であり、「桜あんパン」である。時には、ご飯に炊き込んで、「さくらご飯」と洒落込むのである。お寺での慶事には、この桜湯を振る舞うが、だれもしらない。それでいいのである。

 摘むのは、写真にあるように5分から7分咲きがよい。満開のものは漬けると、ばらばらになるからである。ただこの花摘みに問題がある。これから咲こうとしている花を摘むのであるから、「なぜ?」「何と不粋なことを」ということになる。
 説明をするのも大変であるから、人気のないときの花摘みとなる。今の時期は、5時を過ぎると明るくなる。日の出を待っての花摘みである。一遍に咲くわけではないので、3日間にわたっての早起きとなる。今年は370gの収穫をした。塩漬けにすると、およそ1000gの桜の花塩漬けとなる。桜湯1杯が1gであり、桜あんパンならば1000個できる計算となる。むろん市販されており、100g1000円前後であるが、安いものは外国産となる。

 花は摘まれるために咲くわけではないので、さすがの私もあまり楽しい仕事でなく、また人目が気になることでもある。しかし、この程度の花摘みでは、花が摘まれたことはまったく判らないことに、ささやかな安堵感を覚えるのである。

 今年の恒例行事も、無事に終えた。ところで、ときどき買い物に行くマーケットの店先でわずかながら園芸品を販売している。4月の初めには数株の桜の苗木はあった。つぎつぎに買われていったが、1本の関山だけが売れ残ってもう2週間も経つ。
 急に愛おしく感じて、購入してきた。税込み500円であるが、定価ラベルが貼り変えてあったので、売れ残りディスカウントされたのであろう。

 まだ15pほどの苗であり、花が咲くのは数年先であろう。私は観ることができないと思うが、玄関先の大きな鉢に植えるので、来訪の方に楽しんでいただけたら幸甚である。

【不粋、無粋】ぶ‐すい
(1)純粋でないこと。まざりものがあること。また、そのさま。
(2)粋(すい)でないこと。世態・人情の裏表、特に男女間の情の微妙さがわからないこと。意気でないこと。また、そのさま。ぶいき。やぼ。
(日本国語大辞典)

【関山】
「関山(カンザン/セキヤマ)」は、ソメイヨシノの後に咲く、濃いピンク色の華やかな花が特徴の代表的な八重桜の品種です。4月下旬に見頃を迎え、20?45枚の花弁を持つ大輪花を咲かせます。強健で海外でも広く植栽されており、桜湯にも使われるポピュラーなサトザクラです。
(AIによる概要)

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
5月15日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
願成寺 住職 魚尾 孝久 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
6月19日(金) 同時刻  真楽寺 住職 勧山 法紹 師

 

宗祇法師の会 (5月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
5月18日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

大施餓鬼会のお知らせ

 お施餓鬼会法要を、下記のごとく厳修いたしたくご案内申しあげます。ご先祖の供養とともに、一日ではありますが、み仏の教えにふれます良い機会ともいたしたく存じますので、お誘いのうえお申し込み下さい(当日ご参加できません方には、お札を郵送申しあげます)。

日   時
5月30日(土)  【PM2:00】 法要
法   話
住職
供 養 料
3,000円
申 込 み
お参りの折、電話、FAX、E-mail(前日までに)








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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