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異常気象がまだまだ続いている。東京では今日30日(水)も雨が降っていて、観測史上最長の35日間連続の雨だという。
三島でも連日の雨で、秋のお彼岸や十五夜という雰囲気の状態ではない。現在は9月30日の夕方であるが、本日も雨が降ったり止んだりの天気である。9月の降水量は574mm、今年の梅雨の季節である6月の降水量423mmを大幅に超えて、今年一番の雨の量となる。今年の1月は記録上では降水量は0である。
よって太陽が出ている時間すなわち日照時間も少ないわけで、9月一ヶ月はトータル77.4時間で、やはり今年では最も少ない記録である。ちなみに昨年の9月の日照時間は166.9時間であるので、昨年の半分にも満たない今年である。
お彼岸にお参りに来る農家の人が、「秋野菜の種が撒けない」「冬野菜の苗が植えられない」と、口を揃えて嘆く。いま雨が止んだからと言って、すぐに畑のなかに入れるわけではない。そんなことしたら、畑が田植え状態になってしまうからである。畑の土質にもよるが、晴天の翌日、場合には翌々日になって作業か可能となるわけである。一日の晴天で、洗濯物は助かるが、畑は最低でも二日の晴天がベストである。
今の時代、苗はおおかたハウスの中で播種され、育苗されているので、定植時期をおおはばに遅らせてしまう。また苗もまた日照不足で、ひよわな色白い苗となり、作柄に影響を与えるかもしれない。
線状降水帯による経験をしたことのない雨や台風の飛来で、多くの人が亡くなられ、崖崩れや浸水の被害がでている。
わが町三島は、幸いにも風水害の被害がでていないが、いつ同じようなことになるかと不安な気持ちは強いものがある。さしあたって私どもにできることは、何であろうか。天気を変える、土木工事するなど、不可能なことばかりである。早めの避難が、唯一の方法であろうかと思う。
10月になると多少天候も落ち着くのであろうかと思うが、気になるのが農作物の高騰である。10月1日、一週間遅れ、二週間遅れの「だいこん」「ホウレンソウ」を撒いたとする。これから寒さに向かうので生育は遅くなり、収穫は一週間遅れではなく、二週間三週間遅れとなるのである。よって野菜の品不足と高騰は長期化するであろう。
我が菜園のハクサイの苗、撒き遅れに低気温、長雨、日照不足、無事に収穫出るであろうか。結球できずに頭立ちして、ハクサイ菜の花のお浸しになるように思えるのである。
【日照時間】 にっしょう‐じかん
雲や霧または、建物などにさえぎられないで実際に太陽が照った時間。
(Japanknowledgeによる)
天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久
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